2009年11月08日

”魚神”は新人作家とは思えない独特の妖艶な文章にうっとりしました。

「魚神」 いおがみ 千早 茜氏の作品。 
 
第21回小説すばる新人賞受賞作。
 
離れ小島にある遊郭を舞台にした白亜とスケキヨの姉弟の物語。
 
生ぬるく臭いどぶ川に浮かぶような、夢のない不思議な幻想的な島。
 
濃密で退廃的、官能的で幻想的な世界観。
 iogami.jpg
「私」として自ら語る白亜の言葉に吸い寄せられてしまう。
 
会いたいけれど会うのが怖い。渇望すればするほど
 
深い闇を欲し、それに飲み込まれてしまう。
 
白亜とスケキヨの透き通ってしまいそうな
 
美しくて壊れやすい姉弟が、ただただ二人で
 
紡いでいく物語。
 
好き嫌いが分かれるかもしれませんが
 
独特な感性を感じさせてくれる作品です。

 

私は好きですが。
 
是非読んでみてください。

 
もりほんの森商店でも紹介されています。

 
 
「魚神」 千早 茜著
 
集英社刊 1470円(税込) 
 


 
 
 

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posted by ヒロリン at 12:34| Comment(2) | TrackBack(2) | 書籍・雑誌
この記事へのコメント
ヒロリンさん

おはようございます。

僕はこの手の小説ってほとんんど読まないんです(^_^;)

只でさえビジネス関係の書籍を読む機会がないので小説まで手が回らないのが現状^_^;

読んでみればきっと面白いと思います(∩.∩)
Posted by 溶射屋 at 2009年11月09日 04:30
溶射屋さん。コメントありがとうございます。

そうですね。ビジネス書はとてもタメに
なりますが、小説はまた違った意味で
世界が広がるように思います(∩.∩)
Posted by ヒロリン at 2009年11月09日 22:51
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vol.27「 魚神 」千早 茜
Excerpt: 伝説の遊女の名を継ぐ少女白亜と、同じく美貌のスケキヨは、姉弟として育てられ、他人への不信感や島に対する虚無感のなかで、お互いだけを頼りに成長してゆく。運命が二人を引き裂き、その後大人になった白亜の目線...
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Tracked: 2010-01-11 18:04

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